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宝塚西谷ちまきまつりだワッショイdaみぃ。

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子どものころ、おばあちゃんが山でとってきたササでちまきを作ってくれたのが忘れられないみぃです。西谷ちまきには興味津々で、今年、ついにちまきづくり体験に参加できることになりました!
今日はちまきづくり体験、ちまきの講演会、ちまきの販売会があります。講演会のあとのちまきの試食が楽しみ♪


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こちら、ちまきの材料
お団子をつつむナラガシワの葉と、ちまきを巻くひもになるガマの葉。
実はコレが今回の味噌、いやミソです!


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会場の宝塚自然の家につくと、野外にセッティングされた体験会場の脇でかまどにかけられた大鍋がぐつぐつとちまきをゆでていました。


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西谷ちまき保存会のかたが作り方を教えてくださいました。
お団子の材料はこねたものを用意、お料理番組みたいです。


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お団子のタネをもらって細長く丸めます。
お団子を2枚のナラガシワでつつみ、さらにヨシの葉でつつみこんで、ガマのひもできっちり巻いて、ハイできあがり! って、そんなにかんたんじゃありません。ヨシの葉っぱを6まいくらいならべて、中が見えないようにつつみこむのはなかなかタイヘンです。


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保存会の方が仕上げをてつだってくださいました。ちまきをひもでくるくる巻いてハサミでチョキン。慣れた手つきに見とれちゃいました。手仕事ニッポン♪



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ちまき博士の講演会です。(この間に40分かけてちまきをゆで上げてもらいます。)
ちまき博士は里山大学の服部学長でした。里山のことならなんでもござれですね。
むかしは全国各地にいろんなちまきがあったけど、どんどん姿を消しているんだとか。ちまき好きのみぃとしてはとても残念です。西谷のちまきのように2種類の葉っぱを使う「ちまき」は珍しくて、今年3月に「100年フード」に認定されたそうです。すごいですね!
川西市も同じ作り方だったそうです。そうか東谷・中谷・西谷ですもんね。
※東谷(川西市北部)、中谷(猪名川町)、西谷(宝塚市北部)

「ナラガシワでつつみ、ヨシの葉でつつむ」これが日本古来の作り方だったとか。
柏餅も「かしわ」ではなく「ナラガシワ」を使ってたはずだって。

先生曰く
「牧野富太郎が本来のカシワをナラガシワとしてしまったんですよ。
万葉集、延喜式その他古文書のカシワの記録と現在のナラガシワの生育地を
照らし合わせるとピタリと符号するんです。
つまり、ナラガシワとされているものこそ本来の「カシワ」でなんです!!」
と熱烈発表でした☆ 牧野富太郎にエビデンスを突きつけて物申す、ちまき博士!


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講演会でいろいろなちまきを紹介してもらっておなかがすいちゃいました。
保存会のかたが用意してくれたちまき、さっそくいただきます!葉っぱをむいて、黄な粉をつけてほおばるとなつかしい味が口の中に広がりました。おばあちゃんのちまきだ~
保存会のみなさま、おいしいちまきをごちそうさまでした。


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販売もありましたよ
では不定期返上のみぃ。でした!
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