-->

北摂ラリー2018に参加してきました!前篇

DSCN9470 50

自転車乗りfumitaroの北摂探訪記、今回は今年の1月12~13日に北摂の山々を舞台に繰り広げられるMTB(マウンテンバイク)のラリー競技、「北摂ラリー2018」に私、fumitaroが参加してきたのでその体験記をお届けしたいと思います。

そもそも「北摂ラリー」とは、トレース・トレイル、つまり地図に記載されたコースを読み込みながら、コース上(主に山道・登山道・シングルトラック)に設定されたQP(クイズポイント)やPC(ポイント・コントロール)を制限時間内に巡り、そのタイムを競う苛酷な競技です。

国土地理院の地図を読みながらコースを走るのですが、快適な山道を走るばかりではなく、胸突き八丁の登り坂をMTBを担いで登らないといけない場面も多く、体力的にとてもハードな競技です。また、地図の読み込みが甘ければ真っ暗な山中を彷徨う事にもなりかねず、様々な危険と隣り合わせの競技ではありますが、最大限の自助努力をもって困難を乗り越えていく「冒険」を楽しむ気持が何より必要な競技とご理解ください。

全国各地で同様のMTBラリーは行われていますが、「北摂ラリー」は今回の開催で25回目(25周年)という節目を迎えた息の長い大会となっています。

DSCN9578 50

北摂ラリー2018のメイン会場は猪名川町にある「奥猪名健康の郷」。今回はここを起点&終点として2日間のラリーが繰り広げられました。写真のMTBは私の主力バイク「CHISEL」、スペシャライズドという米国の自転車メーカーの製品です。頑丈ながらも軽いアルミ製のフレームと太いタイヤ、そしてサスペンションを装備したMTBで野山を駆け巡ります。

DSCN9472 50

北摂ラリーはレース前に行われるブリーフィング(会議)でのコースの説明から始まります。前に立っているのが北摂ラリーの創始者にして、コース設計者の新川雅一氏(60)。北摂のみならず阪神間、関西圏におけるMTB山遊びのパイオニアとして知る人ぞ知る人物です。新川さんのおおらかで親しみやすいお人柄もあり、ブリーフィングはツッコミと笑いに満ちた和やかな時間となりますが、参加者の皆さんは真剣そのもの。関東方面から夜を徹し駆け付けてこられた方も大勢いらっしゃいます。

DSCN9477 50

ブリーフィングで説明される内容を当日配布される地図に書き込んでいくという作業が重要になります。QP(クイズポイント)はしっかりこの場所に行ったという証明になるので、そこで出題されるクイズの内容をしっかり把握しておかなければなりません。また、コース上の注意点(ex.ここが迷いやすい、ここの○○を目印にして・・等々)といった手がかりもブリーフィングの中で知らされるので、そうした情報を洩れなく蛍光ペンやカラーペンで分かりやすく地図に記載していきます。また、送電線や鉄塔、山の中の地形といった地図上の情報も貴重な手がかりとなるので、自分で分かりやすく色を付けたりしながら、大事な情報が書き込まれた「独自の地図」を相棒としてコースを巡るというところに北摂ラリーの醍醐味があるのです。

DSCN9478 50

奥猪名健康の郷の管理棟の通路には北摂ラリー参加者の自慢のMTBが並びます。各自、様々な装備を準備したり工夫したりして北摂ラリーに挑んでいます。

DSCN9483 50

通常のMTBにはないラリー競技独特の工夫といえば、コースを記した地図を見ながらMTBを走らせるためのマップ台。各自さまざまな工夫を凝らしてこのマップ台をMTBに装着しています。

DSCN9500 50

いよいよ出走時間が迫ってくると参加者は外に出てスタンバイに入ります。今回の参加者は15名とこれまでの大会で最も人数が少なかったようです(25周年記念大会なのに!)。世間でMTBが流行っていた頃(1980年代後半~1990年代後半)には、80名もの参加者が集まった回もあったそうですが、近ごろは20名~30名の参加者で推移していたようです。

DSCN9511 50

冷え込み厳しい奥猪名川の朝、いよいよ北摂ラリー2018がスタート。15台のMTBが一斉に走り出しました(^^)/ 私も出走者の一人ですので、写真を撮るのも大変。

DSCN9514 50

奥猪名健康の郷を出て県道12号線の緩やかな下り道を颯爽を走っていきます。

DSCN9518 50

冬の真っ青な空の下、いよいよ山に入りますが、当然、MTBを担いで登ります。この担ぎ登りが北摂ラリー名物です。

DSCN9530 50

林道や下りの山道はMTBに乗ってスイスイ。この楽しみのために苦労して担いで登るんです。

DSCN9538 50

雪が薄っすら積もる山道も担ぎ登り。

26230308_672357799601348_6782816702012753743_n_20180124062021cfd.jpg

MTBを担いだり押したり乗ったり、爽快に走ったりしながらコースを進んで行きます。

26804772_672357889601339_2459613603720040183_n_2018012406302936d.jpg

コース途中にあるPC(ポイント・コントロール)ではスタッフによる手作りぜんざいの振る舞いがあり、冷えた体を温めてくれます。

26239781_672358106267984_1220914950711346294_n.jpg

今回のコースで登場した神戸市北区道場にある百丈岩。登攀でも有名なこのポイントは崖に突き出した巨大な岩(百丈岩)からの絶景が素晴らしいです。

26805005_672358279601300_2057835268583397596_n.jpg

新川さんとともに参加者の皆さんで記念撮影。

DSCN9545 50

所定のコースを走り終え、1日目の行程は終了。後は起点の奥猪名健康の郷に走って戻るだけ。その途中に猪名川町の名物和菓子「うませ」に立ち寄っておやつに和菓子を買って帰ることに。

DSCN9549 50

うませの季節の生和菓子は素朴ながらも味わい深い美味しさ。

DSCN9554 50

スタート地点の奥猪名健康の郷に戻った頃にはすっかり日も暮れて暗くなっていました。1日目の終了時点で私fumitaroの順位は3位。明日の走り次第で優勝も狙える位置に来ました!

DSCN9556 50

一日中MTBで走り回ったことで体はヘトヘト。奥猪名健康の郷で天然温泉に浸かり、その後は楽しみなすき焼きを北摂ラリーの参加者とスタッフでワイワイとおしゃべりしながらゆっくり楽しみます。

DSCN9559 50

北摂ラリーは2日がかりなので、当然そのままお泊りとなります。部屋に戻ると早速今日のラリーの復習。「ここをこんな風に走った!」「ここで迷って大変だったぁ」などなど、地図を見返しながら参加者の走りを振り返る楽しい時間になりました。 →(後篇に続く)


関連記事