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昆陽池の日本列島探検!!こども北摂里山探検隊レポ「昆陽池の中の日本列島調査と昆虫館巡り」ふるさと小径編

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                       (写真はふるさと小径のどこかにいるリス君)

こんにちは。自転車乗りfumitaroの北摂探訪記、今回は2020年12月4日に開催された北摂里山博物館の「こども北摂里山探検隊」の伊丹市は昆陽池調査のレポートをお届けします!

えー実はワタクシ、今でこそ三田市で暮らしておりますが、元々は生粋の伊丹っ子。今回の調査の舞台となった昆陽池もこどもの頃から慣れ親しんできた公園なのです。昆陽池と言えば、たくさんの種類の野鳥や生き物が集まる公園として有名(ウィキペディアでは「関西屈指の野鳥の楽園」と表現されていました)ですが、1つだけずっと気になっていた謎がありました。
それが次の写真です。ご覧ください。

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それがコチラです。昆陽池公園の全体図なのですが、ご覧のように昆陽池の中には日本列島の形をしている謎の島があるのです(p_-)

昆陽池は確か、奈良時代に国の偉いお坊さんの行基さんが中心となって作られた巨大な農業用の溜め池だったと、小学生の時に習った記憶があります。当時は日本列島の形は分かっていなかったと思うので、昆陽池創設当時からこの日本列島が作られていた訳ではないでしょう。

では、一体いつ頃に作られたのか?困った時のウィキペディア頼みということで調べてみると、1973年(昭和48年)に伊丹市役所の職員の発案で造成されたそうで「野鳥の島」という名前まであるようなのです。・・・この野鳥の島は私が生まれる3年前の誕生ということで、48年の歴史がある人工島ということですね。

しかし、生粋の伊丹っ子であった私も野鳥の島に上陸したことは未だかつて一度としてありませんでした。こども心にあの島の中は一体どうなっているのだろう?と思わない日はありませんでしたが、立ち入ることの出来ない「近くて遠い場所」という印象をずっと持っていました。

それがなんと、今回はこども北摂里山探検隊の活動の一環として、昆陽池の野鳥の島に上陸するというではありませんか( ゚Д゚) 

これは調査に帯同して、野鳥の島への上陸を果たすという私自身の40年来の希望を叶えるしかないっ!!ということで、こども北摂探検隊の活動のレポートをすることになりました。公私混同・・・の感もありますが、念願の野鳥の島上陸も含め、全力でこども探検隊の活動の様子をお届けいたします。よろしくお願いします(*^^*)

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今回、昆陽池探検に集まった17名のこども北摂里山探検隊のメンバーとその親御さんたち。今日は快晴☀12月としては温かい気温で絶好の探検日和です(*^^*)

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伊丹の自然を守り育てる会のタカギさんが今回の講師兼ガイド役。優しく語り掛けるタカギさんはこどもたちにも大人気。タカギさんの傍にはいつも探検隊のこどもたちがぴったりくっついていました。

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まず、探検隊はタカギさんの案内の下、雑木林の中を歩く散歩道、ふるさと小径を探索しながら、昆陽池の日本列島「野鳥の島」の上陸地点へ向かいます。

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タカギさんを先頭にふるさと小径探検に出発!!(=゚ω゚)ノ

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しかし、そこはこども探検隊。普通に小径を歩いていくのではなく、ロープを越えて林の中にぐいぐいと入っていきます。

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タカギさんが教えてくれたのは、葉っぱに文字が書けるタラヨウ(多羅葉)の葉のこと。

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こんな風に葉っぱの裏に先の尖ったもので文字を書き付けると・・・

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こんな風に文字を書くことができます。この葉っぱに文字を書いて切手を貼り付けると、郵便局は手紙として扱ってくれるらしい??本当かな。じゃあ年賀状も書けるかな?

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あと、こんな風に火のついた線香を葉っぱに押し付けると・・・

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熱せられた場所にくっきりと不思議な○が浮かび上がってくる。これは、文字が書ける現象とも同じだけど、葉のもつタンニンの成分が空気に触れることで酸化して黒く浮かび上がるかららしい。

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色々なことを教えてくれるタカギさんにこどもたちも興味津々。物知りな大人の傍に居ると何か新しい発見があることをよく知っています(#^^#)

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タカギさんが教えてくれたのは・・・

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ふるさと小径の雑木林を流れるこの小川にカワセミが現れるってこと。

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                   (写真はPetpediaより転載)
カワセミと言えば、自然豊かな土地で生息しているイメージでしたが、伊丹のような街中でも姿を現すこともあると聞いてびっくり。

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昆陽池のちょうど真北にあたる岸辺の林は樹高が高く、低木が少なくて見通しが良い場所になっています。タカギさんによると、この辺りでは「先進的な里山」作りと言われる取組みを実践している場所のようです。その内容は詳しくは分からなかったので、機会があれば学んでみたいと思います。

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この林ではドングリ拾いをしました。普通のドングリ拾いではなく、地面に落ちて樹木の芽を出している状態の、樹木の「種」としてのドングリに触れてみようという体験でした。

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チョロンとした芽を出しているドングリを発見(=゚ω゚)
言われてみれば、こういう状態のドングリに着目したことって今まで無かったような気がします。

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調べてみると、ドングリはクヌギ、カシ、コナラといった雑木林のコナラ属種族の樹木の「果実」なんですね。堅い皮や殻に包まれているので「堅果」とも言われます。いうなれば、アーモンドやクルミなどの「ナッツ」と呼ばれるものと同じ種類のもの。何とも不思議な感じがします(*'ω'*)

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昆虫館近くを流れる小川では季節になるとゲンジボタルが見られるとか。先ほどのカワセミも同じですが、1970年代、80年代といった都市部の大気汚染が大きな問題となった時期に少年時代を過ごした私にとっては、伊丹のような都市部に近い街中でホタルやカワセミが見られるようになるとは本当に驚きなんです。

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おっ、田中将大さんと言えば、アメリカのニューヨークヤンキースで今も活躍するメジャーリーガーですよね。そのマー君(田中将大選手)は昆陽里小学校と松崎中学校を卒業されている生粋の伊丹っ子。そのマー君が小学校5年生時に、このシマトリネコの木に樹木版を書いたということで「マー君の木」とされています。その樹木版は「マー君の最古のサイン」として大事に展示されているようです(*'ω'*)

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ここにもマー君の木。昆陽里小学校と言えば、昆陽池からも近いので、マー君も小さい頃は昆陽池によく遊びに来ていたことでしょうね。

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さて、タカギさんに引き連れられたこども探検隊はふるさと小径調査を終えて、いよいよ昆陽池の中の日本列島「野鳥の島」へ上陸を目指します。
次回、昆陽池の日本列島「野鳥の島」上陸編へと続く。
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